女性医師による検査・診断
気軽に相談できるクリニックを目指して
循環器内科では心臓に関連した疾患をみるため、胸周りの診察をするケースが多くなります。心エコー検査(心臓超音波検査)では、衣服をまくって胸を診させていただくことがあるため、受診に抵抗のある女性の方は多いのではないでしょうか。
蛇田さくら内科クリニックは、受付スタッフ・看護師をはじめ、院長もすべて女性です。検査に抵抗がある方や若い方が心エコーを受けやすいように、女性医師である院長が検査を行っています。
女性の患者さんはもちろん、思春期のお子さんの検査をご検討中の親御さんも、安心して当院へご相談ください。女性特有のお悩みと真摯に向き合い、安心して通院できる環境を目指しています。
心エコー検査とその役割
身体に害のない安全な検査
超音波を使って心臓の動きや状態を観察する検査です。超音波は身体に害もなく痛みもありません。妊婦さんが赤ちゃんの様子を観察するのも同じく超音波検査です。
胸を出してベッドに横になり、ゼリーを塗って検査します。 手足に電極をつけて、心電図を取りながら行います。
心エコー検査でわかること
心臓はお部屋が4つに分かれていて、全身に血液を送っています。
- 心臓の大きさ
- 壁の厚さ
- 弁の状態
- 血液の流れ
など、心臓の状態を観察することができます。
間を仕切っているのが「弁」です。弁は血液の逆流を防ぐ役割を担います。
心エコー検査でわかる疾患
弁がかたく開きにくくなる狭窄や、血液が逆流する閉鎖不全など、弁の障害を診断するのに非常に有効な検査の一つです。
心臓本来の役割である、血液を送るポンプ機能が低下する「心不全」も知ることができます。心不全を起こすと、全身に血流がうまく回らず、むくみや肺に水が溜まる場合があります。
その他にも、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)や心筋症、心筋炎などがあげられます。
- 弁膜症
- 心不全
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 心筋症
- 心筋炎
など
心エコー検査を行うケース
- 胸に圧迫感がある
- 動悸が気になる
- 息が切れる
- 脚がむくみやすい
- 急激な体重増加があった
など
お体に気になる症状や違和感をお持ちの方は、一度、ご相談ください。また、高血圧、糖尿病、脂質異常など継続治療を行なっている方は、心臓に負担がかかっていることも考えられます。心臓の動きの異常が認められたら、次の検査へと繋げることができますので早めに受診してください。